学びの秋

 冷たい風が吹いています。涼しくなって、「学び」日和です。

 これは、ある学級の社会科の研究授業のひとコマです。子どもたちは、「災害備蓄の1日分の食料」【公助】(大形小学校は、避難所になるので、旧校舎2階にも備蓄があります!!)を観て、これで大丈夫かどうか話し合っています。この話し合いの中で、大丈夫でないから、「各家庭での3日分の食料備蓄(万が一ライフラインが止まった場合を想定)が必要だ。」【自助】・「助け合って、避難所生活をする。」【共助】が必要だということに気付きます。

 これを、実感ある自分事として考えるために、担任は、イメージがわきやすいように写真資料を用意したり、自分自身が協力する一員であるという意識を培うために「連携・協力」を可視化したり、学習のゴールに実際に活動に移す契機になるように「全校に伝える」活動を設定したりします。

 このことは、大形小学校では、全職員が、必ず1年に1回、「研究授業」として、自分の研究教科で行っています。ここを窓に、全教科全時間、子どもが豊かな学びができるように、担任は、腕を磨き続けています。

 外からは目には見えませんが、担任の胸は、「学びの秋」に熱く熱く燃え上がっています。

 

 

2022年09月28日