5年生:「電気糸のこぎり」の使い方

 夏至を過ぎました。

 5年生は、図工の学習で「電気糸のこぎり」を使って「メッセージボード」を作っています。

 ひとことで「電気糸のこぎり」と言っても、電動で切るので「のこぎり」よりも力が要らない反面、刃に対して押す方向がまっすぐでないと、すぐに脱線したり刃が折れたりします。うまくいかないと子どもの意欲が減退する学習のひとつです。この力加減と、進行方向についての絶妙なサポートと、子どもの作品に合わせたアドバイスをしてくださっているのが、ボランティアさんです。

 みなさん、玉の汗を流して、子どもたちを助けてくださっていました。そして、この時間が終わったとき、まるでそれに応えるかのように、5年生が懸命に図工室の掃除をしていました。「ものづくり」を通して、真剣な交流と感謝とがそこにありました。

2022年06月22日